起業支援、企業支援への思い
0から1へ
― 理想と現実の狭間で、それでも前に進む起業家へ ―
起業とは、
華やかな世界でも、自由気ままな生き方でもありません。
理想を掲げた瞬間から、
現実との圧倒的なギャップに直面し、
悩み、迷い、もがき続ける日々の始まりです。
友人からは
「本当にやっていけるの?」
「安定した仕事を辞めるなんて理解できない」
そんな言葉を向けられることもあります。
家族からは
心配や反対、時には失望の視線を向けられることもあるでしょう。
それでも、起業家は立ち止まりません。
机上の空論を語る暇があるなら、
とにかく一歩でも前に進む。
正解かどうかは分からなくても、
動きながら考え、考えながら動く。
かっこいいでしょうか?
決して、そんな簡単なものではありません。
時間は、常に足りない。
お金にも、余裕はない。
睡眠は削られ、休みという概念は薄れていく。
「どうすればお客様に知ってもらえるのか」
「誰と組めば、この事業は前に進むのか」
「この広告は、本当に意味があるのか」
頭の中は、365日、24時間フル稼働。
仕事とプライベートの境界線は、
いつの間にか消えていきます。
お客様は、悩めばすぐに電話をしてきます。
入浴中でも、運転中でも、
休日でも、深夜でも、
着信音に一瞬で反応してしまう自分がいる。
気が抜けない毎日。
そして、実際にやっていることは、
驚くほど地味で、地道な作業の積み重ねです。
書類を確認し、数字を詰め、
一行一行、細部をチェックする。
誤字脱字、記載漏れ、判断ミス。
その「小さなミス」ひとつで、
数十万、数百万という収入が一瞬で消えることもある。
ときには、
信頼や評判まで失いかねない。
起業家の日常は、
常に生活と仕事が直結する、
綱渡りのような日々です。
最初は、
「やってみたい」
「自由にやりたい」
「好きなことを仕事にしたい」
そんな前向きな想いで始めたはずなのに、
気づけば、
「やらなければ生活が成り立たない」
「止まったら終わる」
という現実に追われるようになる。
そして、ふとした瞬間に、
心の奥から聞こえてくる声。
「自分が本当にやりたかったことは、こんなことだったのだろうか?」
仕事に追われ、
プライベートは後回しになり、
家族との時間、友人との関係、
自分自身の心と体さえも、
少しずつ削られていく。
正直、
「もう限界だ」と思う瞬間は、
一度や二度ではありません。
それでも。
それでもなお、
経営者は弱音を吐く場所がありません。
社員には言えない。
家族にも、すべては話せない。
同業者には、立場上、見せられない。
だからこそ、
一番苦しい局面ほど、
孤独は深くなっていきます。
そんなときに、
判断を急がせる存在ではなく、
無理に前に押し出す存在でもなく、
荒波を真正面から受け止め、
経営者の心が折れてしまわないように守る
「精神的な防波堤」
でありたい。
一度立ち止まってもいい。
感情を吐き出してもいい。
整理できない思考を、そのまま置いてもいい。
外から押し寄せる不安や焦り、
周囲の期待やプレッシャーから、
経営者を一旦、守る場所。
そこで初めて、
「何が起きているのか」
「何を優先すべきか」
「どこまでが自分の責任なのか」
を冷静に考えられるようになります。
防波堤があるからこそ、
もう一度、前を向ける。
防波堤があるからこそ、
判断を誤らずに済む。
そして、防波堤があるからこそ、
経営者は、再び立ち上がれる。
そんな極限の状態の中で、
自分自身の軸をもう一度見つめ直し、
立ち上がる起業家がいます。
何のために始めたのか。
誰のために、この事業を続けているのか。
自分は、どんな価値を世の中に残したいのか。
答えは、簡単には見つかりません。
けれど、
悩み抜いた先で見つけた「軸」は、
以前よりもずっと強く、しなやかなものになっています。
経験を重ねる中で、
圧倒的な行動力と、
人を巻き込む人間的な魅力を、
自然と身につけていく起業家がいます。
私は、そんな起業家を心から尊敬しています。
なぜなら、
私自身も、同じ道を歩んできたからです。
思い通りにいかない現実。
何度も味わった失敗。
立ち直れないほどの挫折。
それでも、
「自分が正しいと信じること」
「自分がやりたいと願うこと」を、
覚悟をもって実行してきました。
ときには、
反感を買い、
誤解され、
敵をつくることもありました。
それでも、
信念を曲げなかった起業家たちを、
私は誰よりも尊敬しています。
だからこそ、私は思うのです。
「自分が起業した当時、
一番苦しい時に、
ただ話を聞き、受け止め、
心が折れないように守ってくれる
「防波堤」のような存在がいたら、
どれほど心強かっただろうか」と。
私は、
そんな存在でありたいと思っています。
成功を急かすのではなく、
失敗を責めるのでもなく、
経営者が再び前に進む力を取り戻すまで、
静かに、しかし確実に支える。
それが、私たちの仕事に対する姿勢です。
起業家・事業家が、
一人で抱え込まなくていいように。
最も苦しい局面で、孤立しないように。
そして、
また自分の足で歩き出せるように。
これから求人に応募される方にも、
もしこの文章を読んで
「この考え方に共感できる」
「この防波堤をつくる側に回りたい」
そう感じていただけたなら、
これ以上うれしいことはありません。
0から1へ。
荒波の中で挑戦を続ける経営者の、
精神的な防波堤であり続けること。
それが、私たちの使命です。
上記を踏まえたうえで、求人応募者の方へ。
この仕事には、
他ではなかなか得られないやりがいがあります。
経営者が、
「ここで一度、立ち止まれてよかった」
「冷静に考え直せた」
「また前を向けた」
そう言ってくれる瞬間があります。
あなたが関わったことで、
誰かの事業が、
誰かの人生が、
崩れずに済むことがあります。
私たちは、
経営者を無理に前へ押し出す存在ではありません。
急がせることもしません。
成功を煽ることもしません。
一番苦しいときに、
「ここに来れば一度守られる」
そう思ってもらえる存在でありたい。
そのためには、
相手の話を丁寧に聞く力。
感情と事実を切り分けて考える力。
地道な作業を積み重ねる力が必要です。
もしあなたが、
人の人生や意思決定に、深く関わる仕事がしたい
表に出るより、支える側に価値を感じる
派手さより、本質を大切にしたい
誰かの「踏みとどまる理由」になりたい
そう感じる方であれば、
この仕事は、きっと向いています。
私たちは、
「完璧な人」を求めているわけではありません。
未経験でも構いません。
知識は、後からいくらでも身につきます。
それよりも大切なのは、
経営者の重さを想像できること。
そして、その重さを一緒に受け止めようとする姿勢です。
この仕事を通じて、
あなた自身もまた、
物事を深く考える力、
人を見る目、
判断の軸を身につけていくことになります。
経営者の「防波堤」を支える人は、
自然と、自分自身も強くなっていきます。
経営者の挑戦が、孤独にならないように。
そして、あなた自身の仕事人生も、
意味のあるものになるように。
私たちは、
そんな想いを共有できる方と、
一緒に働きたいと考えています。
あなたの応募を、心よりお待ちしています。